月: 2021年6月

門戸から玄関までのユニバーサルデザイン 

ユニバーサルデザインを考えた家というのは,とても重要ですね。家の中については、よくバリアフリーに注意をして作ることが多くなっています。現在では、それがあたり前となっているのです。しかし門戸から玄関周りについては、そのことが浸透しているとは言えません。そのことを浸透させるためには、いろいろな情報を得ることが必要となります。ここでは、門戸から玄関までのユニバーサルデザインとはどんな感じなのかお話します。

・階段がないこと
階段を使うと、いろいろな面でつくりやすくなります。家が少し高い位置になり、そのことでもいいと思うことがありますね。しかし階段というのは、とても危険な箇所の一つなのです。階段を踏み外してしまうと、足を怪我することもあるし転倒をして全身を打ってしまうこともあります。そのことから、ユニバーサルデザインの玄関周りとしては階段がないほうが安全です。階段よりも、スロープを作ることにより安全な玄関周りとすることができます。

・安全なスロープとは
スロープにすることにより、車椅子やベビーカーも楽に通ることが出来るのでとてもいいです。しかしそのスロープを作る時に、注意をすることがあります。まずは、安全に通ることが出来るだけの広さがあることです。そこを大きめの車椅子も通れると安全なスロープとすることができます。
また安全であることとして、すべらないことが重要です。そのスロープの下のコンクリートなどをすべらない材質にして通りやすいようにしましょう。

・玄関もバリアフリー
門戸から玄関までスロープを使って行くことにより,とても安全に移動することができます。そして一番いいのは、なんと言っても玄関もバリアフリーであることです。玄関については、段差をつけていることもあります。それは水などが上がってくることを防止する意味でも段差をつけているところが多いのです。しかしせっかくスロープをつけた玄関周りなら、玄関もバリアフリーにしたいですね。