月: 2021年6月

ゾーニングで手入れのしやすさアップ

ガーデニングをしてみたいけれど、面倒な手間隙がかかると、次第にストレスになってしまいます。特に、ガーデニング初心者の場合は、簡単な手入れができるかどうかは重要です。多くの場合、したいことをすべて詰め込んでしまうのが原因です。
家庭菜園はしたいし、花壇も作りたい。大きな樹を植えたり、バーベキューもしたい。理想のガーデニングを想像すると、だんだんと夢が広がってしまって、キリがありません。すべて詰め込んだ場合には、狭い空間がゴチャゴチャしてしまい、手入れに手間がかかってしまうのです。
そこで、役に立つのがゾーニングです。


ゾーニングというのは、区分するという意味があります。手間隙がかからないガーデニングというのは、シンプルなものをイメージしがちですが、それでは寂しい印象になってしまいます。そこで、ゾーニングの出番です。庭のどの部分に何を植えて、どの部分を舗装するかを決めておけば、まとまりがある庭作りができますし、水道や物置などに動線を意識すれば、お手入れする時にも楽チンです。また、客観的にガーデニングについて考えることができるので、満足のいくものができあがりやすいのです。
日当たりがいい場所には、花壇や家庭菜園だったり、ウッドデッキから花壇まで舗装すれば、水やりの時にも楽です。


この時に気をつけたいのは、近隣への配慮です。ゾーニングをした時に、大きな樹を隣家との境目に植えてしまうと、日当たりを妨害してしまったり、樹が伸びて隣家に迷惑をかけてしまう可能性があります。ゾーニングをする時には、手入れがしやすいだけではなく、周囲への配慮も忘れないようにしましょう。
そして、小さなお子さんやペットがいる場合には、自由に遊べる芝生のスペースなどを作るといいでしょう。
ゾーニングは、いきなり庭に出てもわかりづらいです。簡単でもいいので、紙に設計図を書くとわかりやすくなります。
手間がかからないガーデニングというと、植える植物を選択したり、掃除のしやすさを優先してしまいがちですが、その前に何をどこに配置するのかが重要なのです。